一目見て、日本をイメージできる和柄や日本の伝統的な模様。
特徴があるもの、割とシンプルなものなど種類もたくさんありますがそれぞれちゃんと意味があります。
その中でメンズふんどしから、いくつかご紹介。
鞠柄
着物や振袖に使われることが多い鞠柄。丸い形から「万事、何事も丸く収まりますように」という意味があり
昔の日本では、お守り代わりに手毬を持たせる風習があったそうで、「魔除け」にもなるとも言われています。
松と鶴
松は、永遠の命、不老長寿の象徴の木でもあり、鶴は鳥類の中でも比較的長生きする鳥と言われています。
同じ意味を持つ松と鶴が一緒になることで、より縁起が良い図柄となって親しまれていますね。
また、鶴は夫婦仲が大変よく一生を連れ添うことから「夫婦鶴」とも言われています。
唐草模様
こちらもよく見かける唐草模様。
泥棒のイメージがありますが、どこまでも伸びるツタの様子が生命力の象徴として昔から愛されている柄なのです。
麻の葉模様
日本を代表するポピュラーな柄。平安時代から仏具の装飾などに使われてきた柄です。
麻の葉は4ヶ月で4mほどにな理、手間をかけなくてもすくすくと成長することから
赤ちゃんの産着などにも使われていた柄だそうです。
わたし達の日常に、何気なく溶け込んでいる和柄。
それぞれにはきちんと歴史と意味があり、知れば知るほどとても奥深く、今後も伝承していきたいものです。